久方の 光のどけき 春の日に静心(しづごころ)なく 花の散るらむ
今や桜は満開です。
風に舞う花びらは何ともはかないものです。
だけど
散るからこその美しさです。
ところで、
日本へ帰省した時には、ヘッドの小さい歯ブラシだとか、胃薬とかボールペンとか、
他人からはどうでもいいモノかもしれませんが、
私のほんの小さなコダワリのモノを買い集めます。
古本や食器も船便で送ります。
生活用品や消耗品には、人それぞれ譲れないものがあるように思います。
ところで、
日差しの強い場所での生活に欠かせないのが
日焼け止めです。
塗っても既に焼きすぎたトーストみたいな私ですが。
肌の白さで美しさを決定付けるような、そんな日本ではないと信じております。
前回帰省した時に買ってみたニベアUV。
化粧水みたいなジェルみたいな、何とも軽いつけ心地のUVです。
ポンプ式で、詰め替え用もある、かゆいところに手が届く商品です。
かなりお勧めです。
今や私のダーウィン生活に、このUVは必要不可欠となりました。
そのニベアUVの詰め替え用を買うべく、ドラッグストアへ行きました。
そのニベアUVの詰め替え用を探していると、ヤングな男子店員さんがやってきて、
親切にニベアUVの詰め替えパックがある場所へ案内してくれました。
もちろん笑顔は無料サービスです。
そんな笑顔の素敵な彼は素敵な笑顔を一切崩さずこう言いました。
顔用ですか?
顔用もありますよ。
それ、顔用じゃないですよ。
こんがり小麦色
ハワイ焼け。
という言葉が通用するような歳は完全に過ぎ去ってしまったようです。
花は散るらむ。