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世の中はアンチロシア、

ロシアこそ悪の権化みたいになってる気がするけど、
果たしてロシアだけを責めていいものか。
だけど

たしかにロシアのやり方はマズイ。

今や兵士というより、山賊に近いんじゃ…。

 

そんなロシアですが、ロシア映画は良い。

全体的にプロパガンダ的な軍事物が多いのだけど、

たまに極寒の灰色の日常風景の中で起こる、

心を針で刺してくるようなジクジクした映画もあるのです。

 

 

 

ラブレス/2017

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企業で働くボリスと美容院を経営しているイニヤの夫婦。

両者ともに不倫中で、離婚秒読み態勢に入っているのだけど、

問題は12歳の一人息子、アレクセイ。

どちらも新しい生活に息子を連れて行くつもりは無い事で、

ある晩、息子を押し付けあう大喧嘩が勃発。

 

翌日、息子は登校したまま行方不明に。

彼らは必死に息子を探し始めますが…。

 

とにかく心がグッサリです。

そして何故だか後ろめたーい気持ちになる、そんなお話。

 

 

 




 

12人の怒れる男/2007

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原作のアメリカ版の舞台をロシアに置き換えた作品。

チェチェン紛争で孤児となったチェチェン人の少年が、

ロシア軍将校養父を殺害した罪に掛けられます。

12人の陪審員によって「有罪」の方向で速攻で話はまとまろうとした時、

一人が有罪に異議を唱えたことから、会議は静かながらも白熱していきます。

 

 

この話は奥が深く、後味も決して良くないけれども、

しかしながら、どっちに転んでも後味は良くないという、

ロシアの社会問題に切り込んだ作品です。

 

何がどうなって現在のチェチェンが

プーチンに忠誠を誓うまでの国になったのかは私には分かりかねますが、

言えるのはウクライナでのチェチェン、かなりやり過ぎ。

 




僕の村は戦場だった/
1962

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古いです。ソ連映画ですね。

昔、たまたまテレビで見て以来、忘れる事ができない、

現在のロシアのボスにお勧めしたい作品です。

 

舞台は第二次世界大戦中、ドイツVSソ連下のソビエトの村で、

ドイツ軍によって家族を亡くした12歳の少年が、

その小さな体を使って敵地への偵察兵として

戦場に入り込んでいく話ですが、

遂にドイツへの総攻撃を前に敵地へ侵入したまま、

戻ってくる事はありませんでした。

 

時は流れて、少年を可愛がっていた中尉は

陥落したベルリンに進駐し、

捕虜収容所跡で

散乱する処刑された捕虜兵士の写真の中から、

最期まで敵を睨みつける少年の写真を見つけます。

 

この少年のにらみの効いた顔が、忘れられないです。

そして2022

お互いの国の宝を無くし続けているというのに

いつまで続けるつもりでしょうか。

お互いに譲れない物があるのでしょうけど、

あまりにも見失い過ぎです。


先週からずっと雨です。そして明日も明後日も雨の予報です。
こんな薄暗くて何となく肌寒い日は、

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クリームタイプのコーン缶と粒コーンで、
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中華コーンスープ。
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