今回、かなり楽しみにしていたシンガポール。
1819年、ラッフルズ卿がシンガポールを貿易港として開港し、
シンガポールは、アジアとヨーロッパ貿易の中継地として繁栄することになります。
現在でも、シンガポールの空港は世界中へフライトがつながり、
沖合には凄い数の船が、世界各国から集結しています。
シンガポールは東京23区ほどの大きさで、
人口550万人の極小国家でですが、
公用語が英語、中国語、タミル語、マレー語なので英語圏、中国、
インド、東南アジアでのビジネス活動が可能になってしまうのです。
まさに魅惑のシンガ ポール。
チャイナタウン
ラッフルズ卿がシンガポールを貿易港として開港した約2年後、
中国福建省から初の移民船がシンガポールへやってきました。
そして現在、
シンガポールの人口の約75%を占めるのが中国系の人々です。
チャイナタウンへ行ってみましたよ。
雑貨屋さんなんかもいいのだけど、
乾物店とか漢方薬店が軒を連ねてなかなか楽しい。
その昔はチャイナタウンの隣にリトルインディアがあったらしいです。
だからだと思うけど、チャイナタウンに1827年建立の
シンガポール最古と言われるヒンドゥー教寺院。
スリ・マリアマン寺院。があるよ。
リトルインディア
もちろんリトルインディアにも行ってみましたよ。
シンガポールに南インド人がやって来たのは19世紀初頭。
その後、インド中からインド人がやって来て、
19世紀末にはインド人社会が出来上がったようです。
建物の色の組み合わせが、オーナーの個性を感じます。
テンションあがっっちゃったよ。
寺院にも行きましたよ。
いつでも見学できるわけじゃないから
時間に気をつけなきゃいけないよ。
服装も気をつけなきゃいけないよ。
夕方になると、町のTVに皆さん集合してドラマ見てらっしゃる、
生活臭漂う、なかなかディープな町でしたよ。
サルタンモスク
アラブストリートのシンボル、サルタンモスクへ行ってみました。
毎週金曜日の特別礼拝の時間以外は毎日16時まで見学可能です。
シンガポール植物園
1859年開園の歴史ある約52ヘクタールの広い植物園です。
絶対行こうと思っていたのは植物園の中にある、『シンガポール国立蘭園』です。
蘭が700種類、そして3000種もの交配種が6万本以上咲き乱れる、
世界でも最大規模の蘭園です。いやぁ、凄かった。咲き乱れてたよ。
友人のちよんさんだったらきっと
「明日も行こう」って目をキラキラさせて言うんだろうな。
デンプシー・ヒル
植物園の反対側に位置する丘です。
ここは以前、英国陸軍キャンプだった場所ですが、
兵舎やバラックを改装して、レストランやインテリアショップ、カフェ、
アンティークショップなんかの素敵なお店が約50店舗入っています。
インドネシアの家具が多かったですが、モンゴル辺りの家具もありました。
ここは楽しかったです。もう一度行きたいです。
ラッフルズホテル
シンガポールの歴史を語る上で欠かせないラッフルズホテル。
1887年、アルメニアの商人、サーキース兄弟が大邸宅を改装し、
オープンさせたのが始まりです。
ジンとチェリーブランデーがベースのシンガポールスリングは
1915年にラッフルズホテルで誕生。
ホテルの近くには修道院を改装したレストラン&ショッピングアーケード
チャイムスや、聖アンドリュース大聖堂もありました。
シンガポールフライヤー
28人乗りのゴンドラの世界最大の観覧車です。
真下にあるサーキットで、
軍事イベントのリハーサルみたいなのがあってて、
観覧車の中から見入っちゃったよ。
クラークキーの水上タクシーに乗ってみましたよ。
やっぱシンガポールは勢いが違うね。
エネルギーがみなぎってるっぽい。
夜空にレーザーなんて久しぶりに見たよ。
日本も一昔前はこんなだったな。
この水上タクシーはお勧めです。
シンガポールパワーを感じることができますよ。
しかもマーライオンを正面から見れちゃう。
マーライオン
「世界残念なんちゃら」ってよく言われているようですが、
口からはき出すあの水の勢いが、
シンガポールの勢いを象徴しているようで、私は結構好きです。(笑)
実は旅の初っ端から風邪をひいてしまって
シンガポール最終日はホテルですごしたので、
セントーサ島には行かずじまいで残念です。
シンガポールは見どころいっぱいで楽しかったです。
町もキレイですばらしい国です。