前略、豪州より

お待ちいたしておりました。 ゆっくりしてってね。

タグ:サンシャインコースト

ブリスベンから車で3時間ほどの、

メリーポピンズの作者、パメラ トラバースの出身地、

人口22.237人、Maryboroughへ行ってきました。 

maryborough





パメラの父はアイルランド系のロンドン生まれ。

Maryboroughの銀行の支店長で、彼女はその銀行の2階で出生しました。

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その建物が博物館「
The Story Bank」になっています。

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いますね。

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Russell Anderson
悪い予感しかしない素敵作品、
Teabag jiggler X1


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スチームパンクな望遠鏡もある。
キラキラの世界だけを見ていたい人用かな。

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博物館の前の信号。

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あかー!

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あおー!

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この街に行ったのは本当に久しぶりだったのだけど、

パンデミックの影響でしょうか、びっくりするほど「閉まってる」のです。

 

古い建物が残る素敵な町で、その建物を利用した

いろんな博物館があるのだけど、開いていたのはメリーポピンズだけ、

パブもカフェもレストランも、とにかく閉まってる。

開いてるのはスーパーくらい。びっくりしましたよ。

 

どうにか開いてるカフェ、「Cozii Cafe」に辿り着いて、

ベーコンエッグラップ。おいしい!

そういえば初めてセブンのブリトー食べた時、あれは衝撃的でしたね。

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この町は鉄道の大きなメンテナンス工場があって、

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道路横を走る鉄道から引き込み線が通っています。

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町の外れのショウグラウンドで開催されていた、

アンティークフェスへ行きました。

古いものでは無いのだけど、お洒落ヘアクリップを一つ。

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グラスハウスマウンテンズのOldGympie
ロード沿いにある

QLD遺産に登録されている木造家屋

1878年に建てられた「Bankfoot House」です。

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裏はこんなかんじ。

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この家は1878 年にこの地域に最初に移住したヨーロッパ人、

グリゴール家によって建てられました。この辺りでは最古の建物で、

2002 年までグリゴール家が保有していたそうです。

 

昔のアウトバックルートで活躍した輸送機関、

コブ&カンパニー」の停留所でもあったようですから、

人や物が集まり、賑やかだった事でしょう。

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玄関入ってすぐにピアノや蓄音機があるエンタメルームです。

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家具は全て実際に彼らが使っていた物だそうです。

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家の中は思っていたよりもずっと広くて興味深いのだけど、

隣のガレージも当時の工具が展示してあって面白いです。

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よほど大変だったのでしょう、

このガレージのリノベ工程が流れていました。

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この展示ケースが凄く良いのです。私も欲しい!

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引き出しもスルスル開くし、

ケースの角が丸いのです。丸いのです。丸いのです!

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帰りにハラペーニョチキンハンバーガー。

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週末にブリスベンとゴールドコーストの中間に位置する、

Beenleighのアンティークフェスへ行ってきました。

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会場の
Distille Rdは、マーケット、醸造所、

レストランやカフェが入った広い屋内施設で、

この辺りの人達の集合場所っぽい感じでした。

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スコットランドのウ
エストクロックス社の時計。

スコットランド製の何かを見たのは人生初かも。

数字フォントはこんな感じなんだな。

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1965
59年発行のソビエト時代の切手。

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月への有人飛行の試験的目的で、

1968年に打ち上げられた無人宇宙船「ゾンド5号」は、

陸ガメ2頭や植物、細菌などが乗船。帰還時にアクシデントで

直に大気圏に突入しましたが、陸ガメは生きていたようです。

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お昼は隣のパブで、ピッグマックバーガー。

プルドポーク、コールスロー、チェダー、ピクルスに

スモークドBBQソース。

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帰ってもやる事無いし、折角なのでブラブラしながら帰る。

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Cleveland point
へ。

古い小さな灯台が残してあります。

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その先の
Wellington Point

潮がひいて、奥の島まで歩いて行けるようでした。

日差しが強かったので、私はちょっと無理。

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入道雲なんて久しぶりに見ましたよ。夏だー!

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朝、裏庭に出たら宵待孔雀が咲いていました。

日が高く上る頃には萎んでしまうのだけど、もう一つ蕾が。

宵待孔雀は月下美人の仲間ですが、年に何度も花を付けてくれます。 

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髪を切りに街へ。

いつも楽しみにしている隣の古着屋さんの入り口。

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夏のお出かけドレス、ひざ下だけ透けて良いですね。

お腹まわりが薄かったあの頃なら、似合ってたかも。

 


それからお昼にピザを食べて。

かぼちゃ&フェタのベジタリアンピザ。

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ピザ食べたからちょっと動こう。Boondall wetlandへ。

マングローブ湿原の中のボードウォークです。 

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お腹がいっぱいで苦しかったのだけど、

一周まわる頃にはスッキリしましたよ。 


河口です。
ブリスベン辺りまでくればワニはいないけど、
小さな鮫はいてもおかしくないです。

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カリフラワーピクルス。昆布だしで作るんだ。

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 週末は碍子とフランスの古物を期待して
ナンボーに定例巡回へ。

 

フランスの碍子。

spooks」と呼ばれる、isorex263

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「Villeroy&Boch ルクセンブルク」の

ベイクディッシュ。15の使いやすいサイズです。

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ルクセンブルクはどこなのか見てみると、

ルクセンブルク
 

ドイツ、ベルギー、フランスに囲まれた国ですね。

千葉県ほどの大きさだそうです。

Villeroy&Bochは、1748年フランス生まれ

ルクセンブルク育ちの、王室御用達の窯のようです。

無知とは恥だな。初耳ブランドでしたよ。掘り出し物でした。



 

ボトルも一つ。

Brooks  Lemos Limited Cordial Bottle

1930年代のコーディアルのボトルです。

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帰りにブラックバニーでラザニア。

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今年はペトレアの花付きが良いです。

まだ薄暗い明け方に見るとグッときます。




 

外でギャギャー鳥の鳴き声がするので庭に出てみたら、

コカトゥーが戻ってきていました。久しぶりです。
三ヵ月ぶりかな。何処に行っていたんだろう。

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お昼にレッドクリフの魚屋さんへ。

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まず、スナックサイズのイカリング&チップス。

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太刀魚が買えて、ご機嫌。

切り身の鯛も買いましたから、

早速、フードプロセッサーを出して

刻み生姜を入れた、鯛のさつま揚げに。

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ぶりんぶりんで美味しくできました。

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ゴールドコーストのHOTA102日に終わりを迎える、

Archie 100: A Century of the Archibald Prize

へ行ってきました。

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1921
年に始まったArchibald Prize、(アーチボルト賞)とは、

 1919年に、週刊誌「ブレティン」の創始者アーチボルト氏が、

「活躍したオーストラリア人を後世に残す肖像画の為に、

遺産の1/10を使うように」と遺言を残した事から始まった賞ですが、

その時々の社会情勢も相まって、裁判沙汰になったこともあります。

 

 

その賞の100周年を記念して、

歴代の受賞作品展が開かれていたのです。

100年間の移り行くアートの流行りも比較できて興味深かったです。

 

1921年の最初の受章作品、WBマッキンズによる、

建築家、Hデスブロウアニアに始まり、

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1979年受賞、ジェフ,ラガーシュによる、

ダーウィンの中国人コミュニティリーダーで、

ダーウィンでの園芸のパイオニアでもあった、

ラム,ロイの肖像画。

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2018
年受賞、マーク,エザリントンの自画像と犬。

自画像でも良いのかと驚きですよ。

2.000年代に突入した感を感じるアートです。 

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こちらも同じ2018年の作品で、

有名なアボリジニの画家、アルバート,ナマジラのひ孫、

ヴィンセント,ナマジラの作品です。

緑のトラックに乗っているのが、曽祖父のアルバートなのだそう。

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ところで今年度は、949点の応募の中から57点が入選、

優勝は、2021年にユーロビジョン・ソング・コンテストに

豪州代表で出場したシンガー・ソングライター、

Montaigneを描いたシドニーの若い画家、ジュリアガットマンでした。



ところで、

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消しゴムマジックを使ったら
肖像画も消えてしまう事が分かった。

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日曜だったので、

外のフードマーケットでお昼にするつもりでしたが、

外に出たらすでに撤収作業中。驚きの12時までっぽい。

敷地内のカフェで、モカと

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タイビーフサラダ。

 次の博物館へ移動するよ。

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